Jリーグ ヴィッセル神戸

元C大阪ダンクレー「神戸での天皇杯優勝は…」イニエスタに言及も

ダンクレー 写真:Getty Images

 かつてヴィッセル神戸やセレッソ大阪でプレーしたブラジル人DFダンクレー(30)が、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(38)とのプレーや、ヴィッセル神戸での天皇杯優勝を振り返った。2022年12月30日、ブラジルメディア『Futebol Bahiano』が同選手の言葉を伝えている。

 ダンクレーは2019年2月にヴィッセル神戸へ移籍すると、来日1年目からJ1リーグで29試合に先発出場。天皇杯でも準々決勝以降の全3試合でフル出場し、ヴィッセル神戸の初タイトル獲得に貢献したが、2020シーズン後半戦で出場機会を減らして2年で退団。翌年にセレッソ大阪へ加入したが、わずか半年でサウジアラビア1部アル・アハリへ完全移籍している。

 ポルトガルやフランスでもプレー経験を持っているダンクレーだが、ブラジル国内メディアのインタビューに応じた際に「どの海外クラブでも自分自身成長したけど、日本にいた時は技術面でかなり進歩したほか、経験も得られたんだ」と、Jリーグでのキャリアに対する特別な思いを告白。

 「(ヴィッセル神戸では)アンドレス・イニエスタ、ルーカス・ポドルスキ、ダビド・ビジャとプレーしていたんだけど、ヴィッセル神戸はタイトル獲得を目標としていたんだ。ヴィッセル神戸では(天皇杯と富士ゼロックス杯と)2つタイトルをつかんだけど、僕のキャリアで最も素晴らしい瞬間のひとつだったよ」と語った。

 なおダンクレーは昨年7月末、サウジアラビア1部リーグ開幕直前にアル・アハリを退団。4か月以上にわたる無所属期間をへて、昨年12月にブラジル3部ECヴィトーリアへおよそ9年半ぶりに復帰している。