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G大阪、イスラエル代表MF獲得オファー内容明らかに。争奪戦で優位か

ネタ・ラヴィ 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・ガンバ大阪は、カタールW杯チュニジア代表であるデンマーク1部オーデンセBK所属FWイッサム・ジェバリ(30)にくわえて、イスラエル1部マッカビ・ハイファ所属のイスラエル代表MFネタ・ラヴィ(26)獲得の可能性が取りざたされている。そんな中、イスラエル紙『イスラエル・ハヨム』がガンバ大阪の提示したオファー内容や他クラブからの関心について報じた。

 ラヴィの去就については、イスラエルメディア『タイム・ニュース』が今月24日にガンバ大阪移籍の可能性があると報道。同選手とマッカビ・ハイファの契約期間が来年6月までであることに触れた上で「マッカビ・ハイファは契約延長のオファーを提示しているが、彼はまだサインをしていない」と伝えたほか、すでにマッカビ・ハイファの会長から他クラブへの移籍を容認されている現状をリポートしていた。

 すると『イスラエル・ハヨム』は、ガンバ大阪が選手サイドに提示したオファー内容について「年俸150万ドル(約2億円)の3年契約」と報道。ガンバ大阪が移籍金を用意しているほか、マッカビ・ハイファはすでに同選手の後釜確保へ動いていることもあわせて伝えている。

 くわえて『イスラエル・ハヨム』は「ラヴィの年齢を踏まえると、今回は海外移籍で金銭面でのアップグレードをするラストチャンスかもしれない」と分析。その上で「アメリカや東洋のクラブからもオファーが届いているが、それらはガンバ大阪からのオファーよりも魅力的ではない」と報じている。

 身長177cmの守備的MFであるラヴィは、2015年にマッカビ・ハイファのトップチームに昇格。2018/19シーズンから中盤でレギュラーに定着するとともに、キャプテンとしてチームをけん引。今季もここまで公式戦ほぼ全試合で先発出場している。

 また今季のUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージではユベントス、パリ・サンジェルマン、ベンフィカと対戦。カタールW杯アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(36)やブラジル代表FWネイマール(30)とマッチアップしている。