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古橋亨梧に不安説「ポステコグルー監督は…」再開初戦でチーム内最低評価

古橋亨梧 写真:Getty Images

 カタールW杯日本代表FW前田大然(25)擁するセルティックは17日、スコットランド1部リーグ第17節・アバディーン戦で1-0と勝利。中断期間明け初戦で勝ち点3を獲得しているが、現地ではFW古橋亨梧(27)のパフォーマンスが低調だと心配の声が沸き起こっているようだ。

 同選手は今季ここまでリーグ戦で10得点をマーク。10月末からリーグ戦3試合つづけてゴールを決めたが、UEFAチャンピオンズリーグでは不発。セルティックもグループステージ敗退という結果に終わっていた。

 そんな古橋亨梧はアバディーン戦でMF旗手怜央(24)や前田大然とともに先発出場。53分にペナルティエリア右隅からのFWリエル・アバダ(21)の鋭いパスにゴール前で合わせたが、シュートを枠内に収めることができなかった。さらに70分にもMFマット・オライリー(22)のクロスにボレーシュートであわせるも、これも枠外に。結局72分で途中交代となった。

 英メディア『フットボール・ファンキャスト』は試合後、「アンジェ・ポステコグルー監督は、この試合でのキーマンのひとりであった古橋亨梧のプレーに不安を抱いているだろう」と綴るなど、同選手のパフォーマンスに言及。

 「72分の出場でわずか20タッチしか記録できず、ゴールキーパーのジョー・ハート(23回)よりも少なかった。パス本数も10本にとどまったほか、2度の空中戦でいずれも勝利できなかった。『Sofascore』によるマッチレーティングは6.7と、セルティックの出場選手の中で最低点となっている」と、データを並べながら懸念材料を説明している。

 なおセルティックは22日にリヴィングストン戦を控えているほか、24日にはセント・ジョンストンとの一戦に挑む。過密日程を迎える中、ポステコグルー監督は古橋亨梧の起用法についてどのような決断を下すのだろうか。