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「ハリル解任思い出せ」ビエルサ招へい報道に反対意見が!田嶋会長に批判も

マルセロ・ビエルサ監督 写真:Getty Images

 日本代表はカタールW杯終了後に森保一監督の後任として、リーズ・ユナイテッドやアルゼンチン代表を率いた経験を持つマルセロ・ビエルサ氏の招へいに動く可能性が報じられている。そんな中、日本のサッカーファンからは田嶋幸三日本サッカー協会(JFA)会長との折り合いを心配する声が上がっているほか、バヒド・ハリルホジッチのロシアW杯前解任劇のような事態に発展する可能性が指摘されている。

 日本代表の監督人事を巡っては、カタールW杯開幕前に森保一監督の続投やセルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督招へいの可能性を一部メディアが報道。しかしポステコグルー監督は英メディアのインタビューで「今はセルティックをできる限り成功させること以外、考える必要はない。(日本代表行きの噂に)気が散ることはない」と、報道内容を完全否定していた。

 その日本代表は先月23日のドイツ戦で2-1と勝利したが、27日のコスタリカ戦で0-1と敗北。2日のスペイン戦で勝利すればグループリーグ突破が確定する一方、敗れるとグループリーグで姿を消すことになる。

 そんなスペイン代表との大一番を前に、一部メディアがビエルサ氏招へいの可能性を一部メディアが報道。これには「面白い!」、「ビエルサジャパン見たい」といった前向きな声が見られる一方、「選手と折り合い付かなさそう…」、「JFAが我慢できないかも」といった反対意見が噴出。「絶対来ない」、「オファー拒否されそう」といったコメントも寄せられている。

 またハリルホジッチがロシアW杯開幕2カ月前に「選手とのコミュニケーション」の問題により解任されたこともあり「ハリルのように解任されるかも」、「ビエルサが田嶋幸三の言うことを聞けるわけがない」、「ハリルを思い出せ」といった声が沸き起こっている。

 くわえて森保一監督続投の可能性があることに対しては、「森保一監督はカタールW杯後に終わりで」、「まずは田嶋幸三のJFA会長辞任を」といった否定的なコメントが寄せられている。

 なおビエルサはアルゼンチン代表監督として2002年の日韓W杯に参戦。2007年から2011年までチリ代表を率いたほか、オリンピック・マルセイユやラツィオなど欧州複数クラブで指揮。2018年6月からリーズ・ユナイテッド監督を務めていたが、今年2月に成績不振により解任されている。