Jリーグ 横浜F・マリノス

セルティックの日本ツアー実施も!横浜FMポステコグルー元監督が注目発言

アンジェ・ポステコグルー監督(写真中央) 写真:Getty Images

 セルティックはFIFAワールドカップ・カタール大会開催によるリーグ戦中断期間を利用して、先週からアンジェ・ポステコグルー監督の「ホームカミング・ツアー」を実施。カタールW杯日本代表メンバー落選組のMF旗手怜央(25)やFW古橋亨梧(27)、MF井手口陽介(26)らがオーストラリア遠征に帯同していた。そんな中、ポステコグルー監督が将来的な日本ツアー実施の可能性に言及している。21日、英紙『ヘラルド』が報じた。

 セルティックは昨年6月、横浜F・マリノスからポステコグルー監督の引き抜きに成功。日本代表FW前田大然や古橋亨梧などすでに日本人4選手を獲得しているほか、来年1月にはヴィッセル神戸からDF小林友希(22)を移籍金ゼロで獲得する可能性が報じられている。

 そのセルティックは17日に豪州1部シドニーFCと対戦したほか、20日にエバートン戦を消化。オーストラリアツアー全日程を終えている。一方、カタールW杯中断期間には元日本代表MF長谷部誠(38)を擁するアイントラハト・フランクフルトが日本ツアーを実施。中田英寿氏の古巣であるローマも名古屋グランパスや横浜F・マリノスと対戦する。

 そんな中、ポステコグルー監督はオーストラリアツアー終了後のメディアインタビューで日本ツアー実施の可能性を問われると「もちろん日本ツアー実施は、セルティックの計画の一部だ。日本のマーケットがどれだけ大きいか理解しているけど、私の関わる仕事ではないんだ」

 「マーケティング部門のスタッフも日本市場について理解しているが、現場にいる我々としてはマーケティング部門の決断を受け入れる必要がある。長い目で見れば、オーストラリアツアー実施が我々の助けになることを認めなければならない。もちろん選手たちに1週間多く休暇を与えることの方が簡単だった」と自身の見解を述べている。

 またオーストラリアツアーを終えた後の感想を聞かれると「(オーストラリアツアーは、)セルティックにとって重要な1週間だった。ビッグクラブは海外ツアーを行うことによって運営されているし、我々もそうありたいと思っている」

 「もしセルティックがもっと有名なクラブになるのであれば、まわりのことに振り回されず、自らの行動を律していかなければならない」とコメント。クラブが成長する上で海外ツアーが必要不可欠であることを強調した。