Jリーグ ヴィッセル神戸

神戸・三木谷浩史会長が退任示唆「イニエスタは?」永井秀樹SD辞任要求も

三木谷浩史氏 写真:Getty Images

 J1残留を果たしたヴィッセル神戸の運営会社『楽天ヴィッセル神戸株式会社』の三木谷浩史代表取締役会長が今月6日、自身のインスタグラムアカウントを更新。投稿内容から今季限りで退任する可能性があると、ヴィッセル神戸サポーターの間でにわかに話題を呼んでいる。

 ヴィッセル神戸は2004年からおよそ10年間にわたり、三木谷浩史氏の個人資産管理会社である合同会社クリムゾングループが出資。2014年12月に楽天グループがヴィッセル神戸の全株式を取得すると、直近数年間で元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(36)や元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)など大物選手を次々と獲得している。

 ただ今季は三浦淳寛監督のもとで今季開幕を迎えたが、一時J1最下位に沈むなど序盤から苦戦。AFCチャンピオンズリーグ準々決勝・全北現代戦や天皇杯準々決勝・鹿島アントラーズ戦では、J1残留を意識した上での大幅な先発メンバー入れ替えが物議を醸していたが、9月14日の第26節・FC東京戦から5連勝を飾りJ1残留を果たしている。

 三木谷浩史氏は今月5日、ノエビアスタジアム神戸で行われた最終節・横浜F・マリノス後にサポーターに向けて挨拶。翌日に自身のインスタグラムアカウントに挨拶時の姿をアップすると「素晴らしい18年間をありがとう。ヴィッセル大好き。もっと上手くできたかもしれないけど、最善を尽くしたと思う」と投稿していた。

 これにはヴィッセル神戸サポーターから「怖すぎる…」、「匂わせじゃないよね…?」、「相変わらず落ち着かないクラブ」、「三木谷会長の神戸愛は本物」といったコメントが寄せられているほか、「三木谷さん辞めたらイニエスタもキツいんじゃない」、「三木谷辞めるなら永井秀樹SDも辞任を」というコメントもツイッター上であがっている。

 また、三木谷浩史氏は2017年にバルセロナ所属DFジェラール・ピケ(35)の投資会社『コスモス』創設を支援している。ピケが先日現役引退を表明しただけに、SNSユーザーからは「ピケが会長なるか?」と『コスモス』による経営権取得を期待する声も上がっている。