Jリーグ 横浜F・マリノス

横浜FMに感謝も…マルコス・ジュニオールの去就は?西村拓真台頭で出番減

マルコス・ジュニオール 写真:Getty Images

 横浜F・マリノス所属のブラジル人MFマルコス・ジュニオール(29)が、明治安田生命J1リーグ優勝に対する喜びを爆発させた。6日、ブラジルメディア『グローボ』が同選手の言葉を伝えるとともに、契約内容も報じている。

 同選手は2019年にブラジル1部フルミネンセから横浜F・マリノスへ完全移籍。来日1年目から2桁ゴールを挙げてクラブのJ1優勝に貢献すると、昨季まで攻撃陣の中心選手として活躍。ただ今季は日本代表FW西村拓真(26)とのポジション争いで後れをとると、リーグ戦で11試合のスタメン出場に終わっていた。また今月5日の最終節・ヴィッセル神戸戦を含む直近2試合ではベンチ外となっている。

 そんな中、横浜F・マリノスはヴィッセル神戸戦で3-1と勝利。川崎フロンターレを2ポイント差で振り切り、見事J1優勝を果たした。

 マルコス・ジュニオールはヴィッセル神戸戦後、母国メディアのインタビューに対応。J1優勝を成し遂げた後の感想を聞かれると「僕たちはサポーターは(他クラブとは)違うんだ。サポーターにはとても愛着があるし、みんなが喜んでくれるような結果を再び残すことほど素晴らしい出来事はないね」とサポーターに対する感謝の思いを伝えている。

 その上で「横浜F・マリノスにやって来てからとても温かく迎え入れてもらっているし、J1優勝を果たしたチームの一員になれてとても満足しているよ」とコメント。ただ一方で『グローボ』は、同選手と横浜F・マリノスの契約期間が来年1月31日までだと伝えている。

 今年1月には中国クラブからのオファーが報じられたマルコス・ジュニオール。ブラジル人FWレオ・セアラ(27)退団の可能性が報じられる中、横浜F・マリノス所属の外国籍選手の去就に注目が集まる。