Jリーグ 川崎フロンターレ

川崎移籍報道コウチーニョがフリーに。ダミアンは古巣に年俸2.6億円要求か

ドウグラス・コウチーニョ 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・川崎フロンターレは元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン(33)の去就に注目が集まる中、ブラジル人FWドウグラス・コウチーニョ(28)獲得の可能性が伝えられている。そんな中、コウチーニョが今季限りでブラジル2部ロンドリーナECを退団することが決まったようだ。5日、ブラジルメディア『グローボ』が報じている。

 コウチーニョは今年1月からロンドリーナECに在籍。先月29日のリーグ戦で敗れたことによりロンドリーナECの1部昇格の可能性が消滅すると、『グローボ』のインタビューで「僕は今年はじめから多くの試合でプレーして、チームのために戦ってきた。給料の支払いが遅れる中で、一生懸命頑張ったんだ」

 「ただ、こんな状況だとプレーするのは厳しいし、(ブラジル1部昇格の可能性が消滅した)クラブの状況を踏まえると、なおさら難しいよ」とロンドリーナECでの待遇について不満を明かしていた。

 またブラジル国内のラジオ局『Paiquere 91.7』は先月27日、川崎フロンターレと選手サイドが合意間近と報道。ダミアンがブラジル1部SCインテルナシオナウに復帰する可能性についてもあわせて伝えていた。

 そんな中『グローボ』の報道によると、6日の今季リーグ最終戦を前にコウチーニョら7選手が契約満了により今季限りで退団することが決まったとのこと。7選手いずれも最終戦ではベンチ外になっている。

 一方でブラジルメディア『Radar Esportes』は、ダミアンがSCインテルナシオナウに対して今冬復帰の条件を提示したと報道。月給75万レアル(約2100万円)、年俸換算で1500万レアル(約2億6000万円)を要求したとのことだが、両者の交渉は6日の今季リーグ最終戦後にスタートするという。