アイントラハト・フランクフルト所属の日本代表MF鎌田大地(26)は、ブンデスリーガでの好調そのままにFIFAワールドカップ・カタール大会での活躍も期待されている。同選手にはリバプールをはじめプレミアリーグ複数クラブからの関心が伝えられていたが、フランクフルトとの契約延長が既定路線となっているようだ。26日、ドイツ紙『ビルト』が報じている。
鎌田大地は昨季、攻撃陣の中心選手としてフランクフルトのUEFAヨーロッパリーグ優勝に貢献。今季も今季もここまでブンデスリーガ11試合中8試合の先発出場で6ゴール3アシストをマーク。今月12日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節のトッテナム・ホットスパー戦でCLでの初得点をあげるなど、チームに必要不可欠な存在となっている。
そんな鎌田大地とフランクフルトの契約期間は来年6月までであり、以前から選手サイドとクラブ首脳陣による契約延長交渉の進行が伝えられている。また英メディア『スカイスポーツ』は今月はじめに「フランクフルトが2025年6月までの2年契約延長を打診。チーム内最高額となる年俸を提示した」と報じていた。
ただ一方で今夏の移籍ウィンドウ終了後も、トッテナム・ホットスパーやエバートン、リバプールなどプレミアリーグ複数クラブやビジャレアルからの関心が伝えられるなど、現時点でも去就不透明とみられている。
しかし『ビルト』は「鎌田大地は契約延長を真剣に考えている。フランクフルト幹部は彼の引き留めを望めそうだ」と報道。選手サイドが今月はじめまでに提示した契約延長オファーに乗り気であると伝えている。
なおサッカー選手のデータ専門サイト『capology』によると、フランクフルトの最高給取りはドイツ代表GKケビン・トラップ(32)であり、年俸500万ユーロ(約7億1000万円)とのこと。『ビルト』は現在の鎌田大地の年俸額を200万ユーロ(約2億9000万円)と伝えており、契約延長時にはおよそ300万ユーロの年俸アップが見込まれる。
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