Jリーグ 鹿島アントラーズ

鹿島サポが不満!天皇杯フェアプレー賞受賞に「球際に弱い」甲府戦で黒星

鹿島アントラーズの選手たち 写真:Getty Images

 天皇杯決勝・ヴァンフォーレ甲府対サンフレッチェ広島が今月16日に行われ、PK戦の末にヴァンフォーレ甲府が優勝を果たした。そんな中、ベスト4の鹿島アントラーズが天皇杯のフェアプレー賞を受賞したことに対して、サッカーファンから驚きの声が沸き起こっている。

 鹿島アントラーズは今年の天皇杯で新潟医療福祉大学や大宮アルディージャ、ガンバ大阪、ヴィッセル神戸を下してベスト4へ進出。ただ今月5日の準決勝・ヴァンフォーレ甲府戦では前半37分に先制ゴールを許すと、最後までヴァンフォーレ甲府の堅守に苦しみ0-1で敗北。今季無冠が確定したこともあり、試合後にはゴール裏の一部サポーターが選手や岩政大樹監督に対して怒号を飛ばしていた。

 そんな鹿島アントラーズは新潟医療福祉大学戦、ガンバ大阪戦、それにヴァンフォーレ甲府戦でイエローカードを貰わなかったほか、大宮アルディージャ戦とヴィッセル神戸戦では1枚しか貰っていない。また退場者が5試合でひとりも出ていなかったこともあり、今年の天皇杯でフェアプレー賞に輝いている。

 するとツイッター上では「鹿島アントラーズがフェアプレー賞?」、「全然そんなイメージがない」、「フェアプレー賞とは1番対極で受賞する鹿島」といったコメントが殺到。

 鹿島アントラーズサポーターは今までのプレースタイルと比較した上で「鹿島サポだけど大丈夫?ってなりそう」、「らしくない」、「球際に弱いということ」、「ダーティーでもいいからタイトルを」と不満をあらわにしている。

 なお鹿島アントラーズは今年8月にレネ・ヴァイラー監督を解任。コーチを務めていた岩政大樹氏が監督に昇格したが、監督交代後は公式戦で2勝5分3敗と苦戦を強いられている。