Jリーグ サガン鳥栖

鳥栖サポ団体に批判が!福岡戦前に“正直田舎者”横断幕関連の声明も「迷惑」

サガン鳥栖のゴール裏 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ第27節・サガン鳥栖対アビスパ福岡が26日夜、駅前不動産スタジアムで開催。サガン鳥栖のサポーター団体による試合前の声明内容が物議を醸している。

 今回のサガン鳥栖とアビスパ福岡による九州ダービーでは、サガン鳥栖が前半17分にMF本田風智(21)のゴールで先制。しかしアビスパ福岡も前半29分にベルギー人MFジョルディ・クルークス(28)のゴールで同点に追いつく。両チームは後半も激しい攻防を繰り広げたが勝ち越しゴールを奪えず、1-1で試合終了。勝ち点1を分け合う結果となっていた。

 ただ今回の一戦では、試合前に発表したサガン鳥栖のサポーター団体『NORD』の声明が話題に。『NORD』はキックオフ2時間前に「本日掲出した横断幕に関しての補足です」と前置きした上で「本年度のとある試合において、他チーム同様我々も所定の手続きにて横断幕掲出に関する申請を実施しましたが、我々が長年世界中で掲出し続けてきた【正直田舎者】の横断幕のみ掲出が認められませんでした。」

「今回の横断幕掲出は、他会場にて問題無く掲出できる横断幕を、不明瞭な基準で掲出不可となったことに対して問題提起するものです」(原文ママ)と投稿している。

 この声明にはサガン鳥栖サポーターから「迷惑で恥ずかしいからやめて」、「サガン鳥栖の足を引っ張るな」、「試合の応援に集中してくれ」、「この横断幕出す意味ある?」といった批判の声が上がっている。

 またアビスパ福岡サポーターやJリーグファンからのコメントでは、「とある試合って、福岡戦のことだろ」、「文才が無さすぎ」、「世界出たことないやろ」、「説明が必要な横断幕」といった揶揄もみられる。

 九州ダービー開催のタイミングに合わせるような形で「正直田舎者」の横断幕に関する声明を発表した『NORD』に対して、身内や他クラブのサポーターから厳しい目線が向けられている。