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浦和サポ、ルヴァン杯4強で歓喜「2000万円回収!」声出し応援で厳罰も…

浦和レッズのゴール裏 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグの浦和レッズは10日、YBCルヴァンカップ・プライムステージ準々決勝第2戦・名古屋グランパス戦で3-0と勝利。準決勝進出を決めているが、「声出し応援」の規定違反で科せられた罰金2000万円に一部サポーターが言及している。

 浦和レッズは、一部サポーターが先月まで「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」に反する声出し応援やブーイングを繰り返したことにより、Jリーグから2000万円の罰金を科せられている。また浦和レッズの公式戦はこれまで一度も「声出し応援運営検証試合」に指定されていなかったが、ルヴァン杯・名古屋グランパス戦で初めて「声出し応援エリア」が設置されている。

 その名古屋グランパス戦ではゴール裏に陣取るサポーターがチャントを熱唱すると、浦和レッズの選手たちもサポーターの後押しをうけて躍動。前半31分にMF伊藤敦樹(23)が先制ゴールを奪うと、その後に2点を追加して勝利。2試合合計スコア4-1で名古屋グランパスを下した。

 一方YBCルヴァンカップの賞金については、優勝クラブが1億5000万円、準優勝クラブが5000万円であるほか、3位(ベスト4入り)の2クラブについては「2000万円」と定められている。この賞金額設定もあり、一部の浦和レッズサポーターからは「ベスト4以上確定で早速2000万円回収」、「2000万円回収完了!」とツイッター上で歓喜の声が上がっている。

 なお浦和レッズは準決勝でセレッソ大阪と対戦することが決定。9月21日に1stレグを戦うほか、25日に2ndレグが控えている。