
マルコ・シウバ監督との出会い
そうした中、2021年7月のマルコ・シウバ現監督の就任によって、ミトロビッチは大きく改善することになる。新監督はミトロビッチを自由に動くことを認め、ハリー・ケイン(トッテナム・ホットスパー)のように中盤に下りてボールをもらうなどプレーにアクセントを加え始めた。
シウバ監督が全体的に流動性を与えたことで、フラムはより質の高い圧倒的な攻撃力を手に入れることができた。2021/22シーズンの106ゴールという記録や、ミトロビッチ個人の43ゴールという記録も、同監督無しには語れない結果となった。

ミトロビッチは2列目の質で決まる
8月6日、2022/23シーズンの開幕戦となったフラム対リバプール戦。リバプール勝利というのが大方の予想だったが、ミトロビッチの活躍によって大きく覆った。右サイドからのクロスに頭で合わせて先制点を決め、後半には自ら得たPKを確実に決めて2ゴールをマーク。結果2-2のドローとなり、最高のスタートを切った。
ミトロビッチの柔軟な動きもそうだが、同試合ではネースケンス・ケバノ、アンドレアス・ペレイラ、ボビー・リードから構成された2列目が優秀だった。攻守においてエネルギッシュに駆け上がりリバプールを苦しめた。ファビオ・カルバーリョの移籍や、ハリー・ウィルソンの負傷離脱で懸念された攻撃陣だったが、この試合のようなパフォーマンスを継続できれば、フラムはプレミアリーグ残留どころかトップハーフにも割って入れるポテンシャルを秘めていると考える。
今シーズンのミトロビッチ、そしてフラムは、プレミアリーグを見る上でぜひ知っておきたいところだ。
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