Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

札幌シャビエルが今季限りで退団?契約満了後の母国復帰検討と海外報道

ガブリエル・シャビエル 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグの北海道コンサドーレ札幌に所属するブラジル人MFガブリエル・シャビエル(29)は、今季終了後に退団する可能性があるようだ。1日、ブラジルメディア『iG Esprote』が伝えている。

 シャビエルは2017年から5シーズンにわたり名古屋グランパスでプレー。昨年12月に契約満了により名古屋グランパスを退団すると、クルゼイロなどブラジル国内複数クラブからのオファーが伝えられる中、今年1月に北海道コンサドーレ札幌へ加入していた。

 ただ今季はここまでリーグ戦23試合中10試合の先発出場で無得点。川崎フロンターレへ完全移籍したタイ代表MFチャナティップ・ソングラシン(28)にかわる攻撃陣の中心選手として期待を寄せられていたが、コンディション不良もありレギュラー定着には至っていない。また先月6日の第20節・FC東京戦で負傷退場。左ハムストリング肉離れと診断されており、戦列を離れている。

 『iG Esprote』の報道によると、シャビエルと北海道コンサドーレ札幌の契約期間は今季終了後までとのこと。同選手に近い関係者の話として「ブラジルサッカー界に復帰する可能性が、来シーズンの選択肢として出てきた。5年以上にわたり日本で過ごしているが、2023年に新たなキャリアを歩むことになるかもしれない」と伝えている。

 なお北海道コンサドーレ札幌はJ1第23節終了時点で勝ち点25の獲得にとどまっており、14位に低迷。自動降格圏の17位ヴィッセル神戸との勝ち点差はわずか「4」となっている。チームが苦しい戦いを強いられる中、ブラジル国内ではシャビエルの去就に注目が集まっている。