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元鹿島・安部裕葵が復帰か!バルセロナBで今季開幕前の練習参加へ

安部裕葵 写真:Getty Images

 かつて鹿島アントラーズでプレーしていたMF安部裕葵(23)が、バルセロナBチームでの戦線復帰間近に迫っているようだ。

 安部裕葵は2019年7月に鹿島アントラーズからバルセロナのBチームへ完全移籍。しかし、2020年2月に右ハムストリング筋断裂という大怪我により戦線離脱すると、その後も復帰と離脱を繰り返していた。

 そして2021/22シーズンはコンディション不良の影響によりバルセロナBで選手登録されず、今年2月に右ハムストリングの手術を実施。本人は2月23日に病室からインスタライブを行うと「フィンランドで手術をしました。6か月くらいで走れるようになると思います」と、半年後の復帰を予告。先月7日にはインスタグラムでランニングマシーンを使ったトレーニングに励む様子を公開していた。

 バルセロナは15日、安部裕葵を含むバルセロナBチーム所属選手22選手がメディカルチェックを通過したと公式発表。クラブ公式サイトでは、チームメイトと一緒にクラブ施設に入る同選手の姿がアップされている。

 またバルセロナBチームは今月16日にプレシーズントレーニングを開始するが、安部裕葵もプレシーズントレーニングの参加リストに含まれているとのこと。およそ5カ月にわたるリハビリをへて、トレーニングに合流するものとみられる。

 なお安部裕葵の去就についてはスペイン紙『スポルト』が今年2月、バルセロナBチーム退団が既定路線であると主張。年俸が110万ユーロ(約1億5600万円)であることもあわせて伝えていた。

 ただ本人は今年2月にインスタライブを実施した際、クラブとの契約が2023年6月までであることを明言。鹿島アントラーズ復帰を望む声に対して「簡単に契約解除とかできない」と語っていた。