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柏・細谷真大や横浜FC・小川航基の獲得は?STVVが原大智の後釜確保か

細谷真大 写真:Getty Images

 柏レイソル所属のU21日本代表FW細谷真大(20)や横浜FC所属のFW小川航基(24)は、シント=トロイデンVV(STVV)からの関心が伝えられている。しかし、STVVは日本人ストライカーの獲得に向かわないかもしれない。11日、ベルギー紙『Het Nieuwsblad』が伝えている。

 STVVの攻撃陣では、FW鈴木優磨(26)が今年1月に鹿島アントラーズへ移籍。2021/22シーズンに8得点をあげたFW原大智(23)は、レンタル期間満了によりデポルティーボ・アラベスへ復帰している。くわえて、FWジョアン・クラウス(25)やコンゴ民主共和国代表FWネルソン・バロンゴ(23)も2021/22シーズン終了後に退団。先月末の時点でSTVVに所属するストライカーは、日本代表FW林大地(25)とFWファティ・カヤ(22)のみとなっている。

 ベルギー国内の複数メディアは先月、STVVのベルント・ホラーバッハ監督がアタッカー2名の獲得を望んでいると報道。新戦力候補として柏レイソル所属のU21日本代表FW細谷真大(20)や横浜FC所属のFW小川航基(24)を挙げていた。

 またKベールスホットVAを退団した日本代表FW鈴木武蔵(28)への関心も伝えられていたが、同選手はガンバ大阪に加入している。

 『Het Nieuwsblad』の報道によると、STVVはFWジャンニ・ブルーノ(30)を1年レンタルにより獲得することでKAAゲントと合意に達した模様。一方でKASオイペンを契約満了により退団したFWジュリアン・ノイ(24)の獲得に失敗したとのこと。ノイはKVメヘレンへの加入が決まっている。

 STVVは昨季、元日本代表MF香川真司(32)の加入もあり、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)9位でシーズンを終了。立石敬之CEO(最高経営責任者)は現有戦力の維持に努める方針をすでに明かしている。

 これまで多くの日本人選手を獲得してきたSTVVだが、今夏の移籍市場ではベルギー国内クラブ所属のストライカーに熱視線を送っているようだ。