Jリーグ 松本山雅

松本山雅ゴ・ドンミンが韓国2部へ完全移籍。U21日本代表戦直前に負傷も

松本山雅 写真:Getty Images

 Kリーグ2(韓国2部)の慶南FCは4日、明治安田生命J3リーグの松本山雅から期限付き移籍により加入していたU23韓国代表GKゴ・ドンミン(23)の完全獲得を公式発表した。

 ゴ・ドンミンは2017年に松本山雅へ加入したものの、2019シーズンまでの3年間で一度も公式戦でプレーすることなく、2020年にヴァンラーレ八戸へレンタル移籍。ヴァンラーレ八戸ではリーグ戦19試合に出場していたが、松本山雅に復帰した2021年は出場試合数ゼロでシーズンを終えていた。

 しかし同選手は今年2月に慶南FCへ期限付き移籍すると、出場機会を確保。今季ここまでリーグ戦で6試合に出場。先月にはU23韓国代表の一員としてAFC U23アジアカップに臨むと、グループステージ全3試合でフル出場。正守護神としてのベスト8入りに貢献していたものの、準々決勝・U21日本代表戦のウォームアップ中につま先を負傷していた。

 その中、ゴ・ドンミンは今月4日になって慶南FCへの完全移籍が正式決定。本人は松本山雅在籍時とのちがいについて「日本にいた頃と比べると、スタジアムで過ごす時間が短くなったね。ここ(慶南FC)にやって来たときから、たくさんの試合に出場し、いい姿を見せたいと強く望んでいたんだ」とコメント。

 「時間はたくさんあるし、どのクラブでもポジション争いをしなければならない。自分の居場所を確保したいね」と、クラブ公式サイトを通じて今後への意気込みを語っている。

 また、U21日本代表戦に負傷したことについては「最初は歩くときに痛みがひどかったけど、今はだいぶ良くなっている。今月末に復帰できると思う」と状態面や復帰時期を明かした。