その他 ワールドカップ

日本のコロナ対策も影響?ブラジル代表FWが韓国戦前にハプニング遭遇

リシャルリソン 写真:Getty Images

 サッカーブラジル代表は今年11月にFIFAワールドカップ・カタール大会を控える中、6月に韓国代表や日本代表との対戦を控えている。そのブラジル代表の一員であるエバートン所属のFWリシャルリソン(25)がハプニングにあった。30日、韓国メディア『sportal korea』が報じている。

 ブラジル代表は6月2日に国際親善試合・韓国戦を控える中、先週末から韓国国内で全体トレーニングを開始。パリ・サンジェルマン所属FWネイマール(30)やマンチェスター・シティ所属FWガブリエウ・ジェズス(25)など20名ほどがすでに練習に参加しているほか、リバプール所属GKアリソン(29)やレアル・マドリード所属MFカゼミーロ(30)など、UEFAチャンピオンズリーグ決勝組も31日に合流予定となっている。

 そんなブラジル代表の選手たちは、韓国国内のテーマパークを訪れるなど観光を楽しんでいる模様。ネイマールは遊園地のアトラクションを楽しむ様子をインスタグラムに投稿している。

 その中、リシャルリソンは観光を満喫している最中にパスポートを紛失。ソウルにあるブラジル大使館を訪問し、再発行の手続きを行ったという。またパスポートの再発行にくわえてブラジル大使館の職員と会談。サイン入りのブラジル代表ユニフォームを寄付したようだ。

 ブラジル大使館の公式インスタグラムアカウントでは、同選手が訪問する様子を伝えられると「ブラジルはソウルで韓国と親善試合をします。ブラジルに幸あれ!」とコメントが残されている。

 なおブラジルメディア『UOL』の報道によると、韓国では外出に関する規制は敷かれていない一方、日本ではコロナ対策により代表活動以外での外出が許されていない模様。それもあり、ブラジル代表の選手たちは韓国国内の滞在中に観光を楽しんでいるようだ。