ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

ドイツ代表FWと延長交渉難航のバイエルン、後釜にライプツィヒ司令塔を注視?

クリストファー・エンクンク 写真:Getty Images

 バイエルンが、ライプツィヒに所属するフランス代表MFクリストファー・エンクンク(24)の獲得に興味を示しているようだ。ドイツ『シュポルト1』が伝えた。

 今季もここまで公式戦36試合に出場して13ゴール9アシストの成績を収めているドイツ代表FWセルジュ・ニャブリとの現行契約が来夏に満了になるバイエルン。だが、ドイツ代表FWは年俸1500万ユーロ(約20億3000万円)を要求していることから延長交渉は難航していることから今夏売却の可能性が取り沙汰されており、古巣アーセナルからの関心も浮上している。

 そうしたなか、バイエルンを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督はニャブリとの契約延長を希望しているが、退団した場合の後釜としてライプツィヒ時代に共闘したエンクンクに注目している模様。ライプツィヒも慰留を目指すフランス代表MFの移籍金は7000万ユーロ(約94億9000万円)前後だというが、バイエルンはニャブリを放出する際に同等の金額を要求するとみられている。

 パリ・サンジェルマン(PSG)下部組織出身のエンクンクは2015年12月にトップチーム昇格を果たすと、2019年夏にライプツィヒへ移籍。高水準なキック精度や卓越したボールコントロールを武器に今季はここまで公式戦39試合に出場して26ゴール15アシストの好成績を収めており、25日に行われたコートジボワール代表との親善試合ではフランス代表デビューも果たしている。