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Jリーグクラブがブラジル2部長身FWに接触!韓国・中国クラブなどと争奪戦へ

Jリーグフラッグ 写真:Getty Images

 カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のミラソウに所属するブラジル人FWゼカ(24)にJリーグクラブが関心を寄せているようだ。23日、ブラジルメディア『O TEMPO』が伝えている。

 身長192cmで右利きのゼカは、現在セリエA(ブラジル1部)に所属するゴイアスの下部組織出身。クリシューマECやオエステ、ロンドリナをへて今年1月にミラソウへ加入すると、1月末開幕のカンペオナート・パウリスタ(ブラジル・サンパウロ州選手権)ではここまで全8試合に先発出場して5ゴールをマーク。得点ランキングで2位につけているほか、4試合でMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出されるなどブレイクを果たしている。

 そんなゼカとミラソウの契約期間は2024年12月までとなっているが、『O TEMPO』はセリエBのクルゼイロが獲得に動いていると報道。また、同選手の代理人はブラジルメディアの取材に応じた際「公式オファーはまだ来ていない」と前置きした上で「ミラソウが良い成績を収めているため、彼は大会にとても集中している。彼には他のビッグクラブも興味を示している。韓国、中国、日本など、国外からも私に電話をかけてきている」とコメント。ブラジル国内のみならず、日本をはじめ東アジア地域から強い関心を寄せられている現状を明かした。

 また、カンペオナート・パウリスタ開幕前にはKリーグ1(韓国1部)の水原三星が3年契約によるオファーを提示していたとのこと。しかし、選手サイドはオファー内容に満足しなかったため却下したという。

 なお、Jリーグにおける第1登録期間(移籍ウィンドウ)は4月1日までとなっている。新規契約の外国籍選手入国が間近となる中、どのJリーグクラブがストライカーの緊急補強に動いているのか気になるところだ。