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久保建英はミランの10番を見習うべき!?レアル復帰は困難と現地メディア警告

久保建英 写真提供: Gettyimages

 日本代表MF久保建英(20)は、レアル・マドリードからのレンタル移籍によりRCDマヨルカでプレーしている。その中、レアル・マドリードの専門サイト『Defensa Central』が24日、同選手のレアル・マドリード復帰が厳しいという見方を示した。

 久保建英は昨年の東京五輪男子サッカー競技終了後、レアル・マドリードからRCDマヨルカへ1年レンタルにより再加入。昨年9月22日のラ・リーガ第6節・レアル・マドリード戦でヒザを負傷して戦列を離れていたが、11月末に復帰すると、先月4日の第16節・アトレティコ・マドリード戦で値千金の決勝ゴールをマーク。今月15日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)ベスト16・エスパニョール戦でもフリーキックから先制ゴールを決めるなど、好調ぶりをアピールしている。

 しかし、『Defensa Central』は久保建英の今後について「シナリオの変更が必要だ」と主張。ボルシア・ドルトムント所属のノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド(21)やパリ・サンジェルマン所属のフランス代表FWキリアン・ムバッペ(23)などレアル・マドリードがスター選手の獲得を狙っていることから、久保建英の復帰が現実的ではないという見解を示している。

 これにくわえて、現在レアル・マドリードからミランへレンタル移籍しているスペイン代表MFブラヒム・ディアス(22)が、ミランで「10」番を背負い攻撃陣の中心選手となっていることを紹介。久保建英にもブラヒム・ディアスのように、より高いレベルのクラブで結果を残すことを求めている。

 なお、ブラヒム・ディアスはマンチェスター・シティの下部組織出身であり、2018年にトップチーム昇格。2019年1月にマンチェスター・シティからレアル・マドリードへ完全移籍したものの、出場機会に恵まれずわずか半年でミランへレンタル移籍している。