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川崎チャナティップと共闘!ティーラトン通訳も“完全移籍”「神戸・横浜FMでの仕事が…」

チャナティップ・ソングラシン 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの北海道コンサドーレ札幌でプレーしていたタイ代表MFチャナティップ・ソングラシン(28)は、川崎フロンターレへ完全移籍している。その中、2021シーズンまで横浜F・マリノスでタイ代表DFティーラトン・ブンタマン(31)の通訳を務めていたナリット・ジャムパリーさんも川崎フロンターレへ“完全移籍”したことを報告している。

 チャナティップは2017年夏、タイ・リーグ1(タイ1部)のムアントン・ユナイテッドから北海道コンサドーレ札幌へ1年半のレンタルにより加入。2018シーズンにミハイロ・ペトロヴィッチ監督のもとで主力としてチームをJ1リーグ4位に導くと、翌2019年に北海道コンサドーレ札幌へ完全移籍。2021シーズンは負傷による離脱期間こそあったものの、J1リーグで23試合に先発出場。攻撃陣の主力としてチームを支えていたが、今月11日に川崎フロンターレへの完全移籍が決定。今月15日に再来日している。

 一方、ティーラトンは2019年にムアントン・ユナイテッドから横浜F・マリノスへ移籍すると、リーグ戦で25試合に出場してJ1リーグ優勝に貢献。2021シーズンは序盤に負傷離脱していたものの、リーグ戦23試合で先発出場。左サイドバックの主力としてアンジェ・ポステコグルー前監督やケヴィン・マスカット現監督から信頼を寄せられていたが、シーズン終了後にブリーラム・ユナイテッドへ電撃復帰している。

 その中、ティーラトンの通訳を務めていたナリットさんが16日にSNSを更新。「私事ですが、2022シーズンから川崎フロンターレでチャナティップ選手を担当する事になりました!2021年まではティーラトン選手を4年間担当してきたヴィッセル神戸、横浜F・マリノスでの仕事が評価された事から今回の仕事に着任することが出来たと思っています!両クラブ共に心から感謝しています…」

 「マリノスで優勝という素晴らしい経験が出来た事は一生忘れません!その経験を活かし今の仕事を精一杯頑張ります!今まで応援して頂いたマリノスファミリーには心苦しい願いですが、これからは良いライバル関係として見守って頂けると嬉しいです。そして川崎フロンターレの皆さん、宜しくお願いします」と投稿。チャナティップの川崎フロンターレ移籍に伴い、自身も川崎フロンターレの一員になったことを報告。Jリーグファンから「ナリットさん、頑張ってください!」と応援メッセージが寄せられている。