Jリーグ 横浜F・マリノス

元横浜FMデゲネクが元ミラン監督と共闘!?トルコ1部昇格組からも関心が…

ミロシュ・デゲネク 写真提供:Gettyimages

 かつて明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスでプレーしていたオーストラリア代表DFミロシュ・デゲネク(27)は、オーストリアや中東のほかにトルコからも関心を寄せられているようだ。13日、トルコメディア『Kucuk Saat』が伝えている。

 同選手はブンデスリーガのVfBシュツットガルトや1860ミュンヘンをへて、2017年に横浜F・マリノスへ加入。横浜F・マリノスではセンターバックのレギュラーに定着していたが、2018年7月にレッドスター・ベオグラードへ完全移籍。2019年1月にサウジアラビア1部のアル・ヒラルに加入したものの、わずか半年でレッドスター・ベオグラードに復帰していた。

 そんなデゲネクは、復帰1年目の2019/20シーズンにリーグ戦30試合中20試合で先発出場したほか、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではグループステージ全6試合でフル出場。昨季もセンターバックの主力として活躍していたが、今季はここまでリーグ戦21試合中わずか5試合の先発出場にとどまり、今月10日にレッドスター・ベオグラードと契約解除を行うことで合意に達している。

 デゲネクの去就については、セルビアメディア『KURIR』が今月9日、元ガンバ大阪のFW中村敬斗(21)を擁するオーストリア1部のLASKリンツが獲得にむけて選手サイドとの交渉に当たっていると報道。

 また、サウジアラビアメディア『so3ody』は11日、かつてFC東京でプレーしていた元韓国代表DFチャン・ヒョンス(30)の後釜として、サウジアラビア1部の強豪アル・ヒラルがデゲネクの再獲得に向かっている可能性を伝えていた。

 その中、『Kucuk Saat』はスュペル・リグ(トルコ1部)のアダナ・デミルスポルもデゲネクの獲得に興味を示していると報道。アダナ・デミルスポルは10年近くにわたりトルコ2部を戦っていたが、昨季にリーグ優勝を果たしてスュペル・リグに昇格。ミランやローマ、フィオレンティーナなどを率いた実績を持つビンチェンツォ・モンテッラを今年9月に招へいすると、今シーズンは20試合を終えた時点で4位に食い込むなど、快進撃を見せている。

 なお、本人は11日にSNSを更新。アル・ヒラル在籍時の自身の姿をアップするとともに「新たなチャプターへひとりの戦士として突き進む。新たな始まりが楽しみだ」と投稿している。果たして欧州最高峰の舞台を経験したデゲネクはどこに新天地を求めるのだろうか。