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浦和・阿部勇樹が天皇杯前に呼びかけ「観戦マナー継続を」名古屋戦ブーイングで物議

阿部勇樹 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの浦和レッズは12日、天皇杯準決勝・セレッソ大阪戦に臨む。その中、今季限りで現役を引退する元日本代表MF阿部勇樹(40)がSNSを通じてサポーターに観戦マナー遵守を呼び掛けた。

 浦和レッズは今月4日にJ1リーグ最終節・名古屋グランパス戦に臨んでいた。しかしこの一戦は、前半終了間際に浦和レッズサポーターがブーイングを飛ばしたことが「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」に違反するものであると物議を醸していた。また、前半終了直後に浦和レッズの元日本代表GK西川周作(35)がサポーターの振る舞いに対して怒りをあらわにしたことが話題を呼んでいた。

 その中、阿部勇樹は10日にSNSを更新。「みんなが待ち望んでいた!この試合の意味!間違いなく来シーズンに繋がる!浦和レッズだけではなくてJリーグ全チームが待っている!観戦マナーをしっかり継続しよう!来シーズン、たくさんのサポーターの前で各チームが闘えるように!たくさんの拍手で応援を!ご協力よろしくお願いします!」と投稿し、浦和レッズサポーターに対して観戦マナーを守るように訴えている。

 なお、浦和レッズは今季のJ1リーグを6位で終えているため、来季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得するためにも天皇杯優勝を目指している。そんな浦和レッズはセレッソ大阪戦で勝利した場合、今月19日に国立競技場で川崎フロンターレ対大分トリニータの勝者と激突する。