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J3降格の愛媛FCが声明発表「1年でJ2に復帰することを目標に…」

愛媛FCのサポーター 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J2リーグの愛媛FCは28日、J3降格が決まったことをうけて「愛媛FCを応援していただいているすべての皆様へ」と題した声明を発表した。

 愛媛FCは今シーズン序盤から苦戦を強いられる中、松本山雅やギラヴァンツ北九州、SC相模原など複数クラブとし烈なJ2残留争いを展開していた。しかし、今月28日開催のJ2リーグ第37節・水戸ホーリーホック戦で1-2と敗戦。リーグ戦1試合を残す中、J2残留圏内の18位大宮アルディージャと5ポイント差、そして19位SC相模原と4ポイント差であることから20位以下で終えることが確定。J3降格が決まっている。

 これを受けて、株式会社愛媛FCの村上忠代表取締役は「先ず、このような苦しく難しい中、諦めることなく、愛媛FCと共に闘い、支えていただき、心より感謝申し上げます。本日の水戸ホーリーホック戦の結果をもちまして、愛媛FCは来シーズンJ3リーグに降格することが決定いたしました。当クラブを応援していただいているすべての皆様のご期待に沿うことができず、深くお詫びを申し上げます」

 「今シーズンは『原点回帰』をスローガンに掲げ、クラブ再生に尽力して参りました。しかし、トップチームはシーズン序盤より厳しい戦いを強いられ、最後まで思うように勝点を伸ばす事ができず、このような結果となりました。この現実を真摯に受け止めております」

 「来シーズンは1年でJ2に復帰することを目標にクラブ一丸となって皆様と共に闘ってまいる所存です。愛媛FCらしさを追求し、強くて魅力あるクラブになるために再び一歩ずつ前進してまいります。今後とも、ご支援賜りますよう、何とぞお願い申し上げます」とクラブ公式サイトを通じて声明を発表。J3降格という結果を真摯に受け止め、サポーターやスポンサー等に対して謝罪を行った。