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久保建英に地元メディアが期待感「どんなに調子が悪くても…」ヘタフェ戦で復帰も

久保建英 写真提供: Gettyimages

 RCDマヨルカに所属する日本代表MF久保建英(20)は、およそ2カ月間の離脱期間をへて復帰に近づいている。その中、スペインメディア『COPE』は25日、同選手のパフォーマンスがクラブの今後の行方を左右する可能性があると主張している。

 久保建英は東京五輪男子サッカー競技終了後、レアル・マドリードからRCDマヨルカへ1年レンタルにより再加入。9月にFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選を戦った後、リーグ戦で2試合つづけて先発出場していたが、22日に迎えたラ・リーガ第6節・レアル・マドリード戦でヒザを負傷して戦線離脱。先月26日にクラブ公式YouTubeチャンネルでジムでトレーニングに励む同選手の姿が公開されると、今月中旬からグラウンドでボールを使ったトレーニングも再開していた。

 そんな久保建英は今月24日に全体トレーニングに復帰。クラブ公式YouTubeチャンネルでは、同選手がチームメイトから祝福される動画が公開されている。『COPE』は「6試合つづけて未勝利、ラージョ・バジェカーノ戦での敗戦後という中でクボが復帰することになった。彼がいない間もイ・ガンインが攻撃陣を最高の働きをしていた。しかし、クボはプレー面でもメンタル面でもチームに影響を与えられる存在だ。どんなに調子が悪くても、常に準備ができていて、常にボールを要求する。彼はまだ若いが、ピッチ上でリーダーシップを発揮している」と久保建英がチームに与える影響について解説している。

 なお、マヨルカは27日にラ・リーガ第15節・ヘタフェ戦を控えている。攻撃陣音中心選手である久保建英が、この一戦で復帰するかどうか注目が集まる。