ベガルタ仙台は20日、明治安田生命J1リーグ第36節・湘南ベルマーレ戦後のJ2降格決定を受けて公式声明を発表した。
ベガルタ仙台は手倉森誠監督を招へいしたものの、今季は序盤からリーグ戦7連敗を喫するなどスタートダッシュに失敗。5月1日に第12節・柏レイソル戦で今季リーグ戦初白星をあげたものの、以降も勝ち点を積み重ねることができず、今月20日の湘南ベルマーレ戦で0-2と敗れたことによりJ2降格が決まった。
ベガルタ仙台の佐々木知廣代表取締役社長はこの結果について「日頃より、ベガルタ仙台と共に熱い思いで闘い、支えていただき、心より感謝申し上げます。本日の湘南ベルマーレ戦の結果をもちまして、ベガルタ仙台は来シーズンJ2リーグに降格することが決定いたしました。当クラブを応援していただいているすべての皆様のご期待に沿うことができず、深くお詫びを申し上げます」
「今シーズンはSTANDIN’ SENDAIを合言葉にスタートいたしましたが、シーズン序盤より厳しい戦いを強いられました。8月末にはオフィシャルウェブサイトを通じ、『最後まで共に闘ってください』と皆様にお願いし、本当に様々なかたちでチームを応援いただきましたが、その思いをJ1リーグ残留でお返しすることができませんでした。東日本大震災から10年となる節目の年に、結果を残すことができなかった現実を真摯に受け止めております」
「悔しさを胸に、来シーズンJ1復帰を目指す戦いを今日から始めます。チームは12月4日の最終節まで残りの試合を無駄にすることなく、最後まで全力で戦います。フロントはチームを支え、強くしぶといクラブになるために再び一歩ずつ前進してまいります。今後とも、ご支援賜りますよう、何とぞお願い申し上げます」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。
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