Jリーグ ヴィッセル神戸

神戸、浦和FWユンカー獲得再挑戦か!今夏に6億円以上のオファー拒否と海外報道

キャスパー・ユンカー 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸は、浦和レッズに所属する元デンマークU-21代表FWキャスパー・ユンカー(27)の獲得に乗り出すようだ。29日、デンマークメディア『NordicBet』が伝えている。

 ユンカーは今年4月にエリテセリエン(ノルウェー1部)のFKボデ/グリムトから浦和レッズへ完全移籍により加入。5月5日開催のYBCルヴァンカップ・グループステージ第5節・柏レイソルでデビューすると、いきなりゴールをマーク。その後は浦和レッズの前線に欠かせない存在として、J1リーグ13試合に先発出場して9ゴールをあげている。

 その中、『NordicBet』の報道によると、ヴィッセル神戸が今夏にユンカー獲得を狙っていたとのこと。ヴィッセル神戸は浦和レッズに対して移籍金3750万デンマーククローネ(約6億6000万円)によるオファーを提示していたが、浦和レッズはこれを却下。それでもヴィッセル神戸は今季終了後に再度オファーを提示するものとみられる。

 また、ユンカーと浦和レッズの現行契約は来年12月までとなっているが、1年間の契約期間延長オプションが含まれているという。

 なお、ユンカーの去就を巡っては、今年8月に日本代表DF吉田麻也(32)を擁するサンプドリアが移籍金500万ユーロ(約6億4000万円)を用意して獲得を狙っているとデンマークメディアが報じていたが、同選手は浦和レッズに残留している。Jリーグクラブ間の取引において過去最高額の移籍金を記録する可能性があるだけに、ユンカーの動向に注目が集まる。