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セルティック、ブラジルの無名選手獲得へ交渉開始も…50億円超の契約解除条項が…

アンジェ・ポステコグルー監督 写真提供:GettyImages

 日本代表FW古橋亨梧(26)を擁するセルティックは、今冬の移籍ウィンドウでブラジル国内クラブからの有望株の引き抜きにむけて動き出しているようだ。

 ブラジルメディア『グローボ』が20日に伝えたところによると、セルティックはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のグレミオに所属するMFフェルナンド・エンリケ(20)の獲得を狙っているとのこと。中盤センターを本職とする同選手は、グレミオの下部組織で頭角を現すと、昨季のリーグ戦最終節・レッドブル・ブラガンチーノ戦でトップチームに初帯同。そして昨季終了後にトップチームへ昇格すると、今季はここまで公式戦16試合に出場。リーグ戦では3試合で先発メンバーに名を連ねているものの、先月下旬以降は全試合でメンバー外となっている。

 そんなエンリケはグレミオとの契約を2024年12月まで残しているが、すでにセルティックが同選手の代理人にコンタクトをとっている模様。また、グレミオ首脳陣に対しても問い合わせを行うなど、来年1月に獲得する可能性を探っているが、現行契約には4000万ユーロ(約52億円)の契約解除条項が盛り込まれているという。

 なお、エンリケには先月にUAEのアル・アインからの関心も伝えられている。アンジェ・ポステコグルー監督のもと、Jリーガーのさらなる獲得が噂されるセルティックだが、ブラジル国内の市場にも視線を向けている。