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埼玉スタジアムはブンデスリーガ級!長谷部・鎌田と同僚の豪州代表MFが称賛したわけとは…

埼玉スタジアム2002 写真提供: Gettyimages

 オーストラリア代表は12日、FIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選・日本戦に臨む。ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトで日本代表MF鎌田大地(25)や元日本代表MF長谷部誠(37)のチームメイトであるMFアルディン・フルスティッチ(25)は、オーストラリア代表の一員として来日しているが、会場である埼玉スタジアム2002を絶賛した。

 オーストラリア代表はカタールW杯アジア2次予選を8戦全勝で終えると、最終予選でもここまで中国、ベトナム、オマーン相手に勝利。W杯予選での連勝記録を「11」まで伸ばしている。また、フルスティッチは今季ここまでブンデスリーガで6試合に出場しているほか、カタールW杯アジア最終予選でも全3試合に先発出場して勝利に貢献している。

 好調を維持する中で迎える日本代表との一戦を前に、オーストラリア代表の選手たちは11日夜に埼玉スタジアムで全体トレーニングを実施。その様子はオーストラリア代表の公式ツイッターアカウントに公開されている。

 その中、フルスティッチは代表チームの公式インタビューにおいて「(スタジアムに来た時、)幼い子供のように興奮したね。これだけの(素晴らしい)ピッチで試合をするのが楽しみだよ。足元でボールを回すプレーが好きだけど、とても素晴らしいボーナスだ。ピッチ状態が良好だし、僕たちにとって強みになるね。すごいスタジアムだよ。ブンデスリーガ(のスタジアムと)少し似ていると言えるね。高さがあるし、規模も大きい」とコメント。埼玉スタジアムの規模やピッチコンディションを称えるとともに、オーストラリア代表のプレースタイルにとって、大きなプラス材料になるという見解を示した。

 なお、埼玉スタジアムで開催される日本代表対オーストラリア代表の一戦では、新型コロナウイルス感染対策の一環として、上限5000人という制限のもと開催される。コロナ禍で完全アウェイの雰囲気とはならないことが予想される中、オーストラリア代表の選手たちは勝ち点3獲得を狙いに行く。