セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧(26)は3日、スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第8節・アバディーン戦でゴールをあげ、チームの勝利に大きく貢献した。そんな古橋亨梧には、多くのセルティックサポーターが称賛をコメントを寄せているが、一方で他の選手のプレーに対する批判も上がっているようだ。3日、イギリスメディア『HITC』が伝えている。
古橋亨梧は先月7日開催のFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選の中国戦で負傷し、しばらく戦列を離れていた。同選手の復帰時期について、当初は今月の代表ウィーク後という見方が広まっていたものの、先月30日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第2節・バイヤー・レバークーゼン戦で復帰。そして1日にはカタールW杯アジア最終予選のサウジアラビア戦とオーストラリア戦に臨む日本代表に追加招集されていた。
その中、アバディーン戦では3トップの中央で先発出場すると、11分にスコットランド代表MFデイビッド・ターンブル(22)のクロスにファーサイドで胸であわせて先制ゴールをマーク。その後も再三にわたりスペースへ走りこむなどアバディーン守備陣に脅威を与え続け、チームの勝利に貢献している。
復帰2戦目でゴールを決めた古橋亨梧に対しては、セルティックサポーターは「キョウゴは良いやつだ!これだけ素晴らしい選手を我々は獲得したのだ」というような賛辞の言葉をSNS上に残している。
ただ、一方でオフ・ザ・ボールにおける同選手の動き出しに対して中盤の選手が適切なタイミングでパスを出さないシーンが散見されたことに対する不満の声も多く上がっているとのこと。中には「フリーランを繰り返すキョウゴの前で真剣にプレーする気はあるのか」、「これまで見てきた中で最悪のチームだ。(勝利に対する)渇望を見せたのはキョウゴだけ。このメンバーでリーグ戦を6位以上で終えられたらラッキーだ」とチーム全体を酷評するコメントも寄せられている。
アンジェ・ポステコグルー監督のもとで再び輝きを放つ古橋亨梧は、代表ウィーク後にチームメイトとの連携を高めて、さらに多くのゴールをあげたいところだ。
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