
日本代表MF南野拓実(26)を擁するリバプールは、オーストリア1部のレッドブル・ザルツブルクに所属するドイツ代表FWカリム・アデイェミ(19)獲得が噂されている。その中、イギリス国内の主要都市リバプールの地元紙『リバプール・エコー』は30日、ザルツブルクからボルシア・ドルトムントへ移籍したノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド(21)と比較する形で、南野拓実の獲得に対して懐疑的な見解を示した。
アデイェミは2018年夏にザルツブルクへ加入すると、移籍1年目から持ち前の決定力を発揮。昨季はリーグ戦で11試合の先発出場ながら7ゴールをあげると、今季はここまでリーグ戦全試合で先発出場し、すでに7ゴールをマーク。さらに先月には、FIFAワールドカップ・カタール大会の欧州予選グループステージ・アルメニア戦でドイツ代表デビューを果たし、いきなりゴールを決めている。
そんなアデイェミはザルツブルクとの契約を2024年6月まで残しているが、すでにバルセロナやリバプールなど複数クラブが関心を寄せている。また、本人はドイツメディアの取材に対して、下部組織で2シーズン過ごしたバイエルン・ミュンヘンへの復帰を望んでいることを公言している。
その中、『リバプール・エコー』はかつてザルツブルクに所属していたハーランドを南野拓実を比較。ハーランドは昨年1月にドルトムントへ移籍すると、ブンデスリーガでも驚異的な得点能力を披露。今季もここまでリーグ戦5試合の出場で7ゴール4アシストをあげているが、現在は筋肉系の負傷により戦列を離れている。
一方、かつてザルツブルクでハーランドのチームメイトだった南野拓実は、昨年1月にリバプールへ加入。しかし、し烈なポジション争いの中で出場機会を得られず、今冬にサウサンプトンへレンタル移籍。今夏にサウサンプトンから復帰して残留を果たしたものの、ここまで公式戦わずか2試合の出場にとどまるなど、依然として厳しい立場に置かれている。
その上で『リバプール・エコー』はクラブがハーランドではなく、南野拓実を獲得したことについて、現在も一部のサポーターが納得していないと主張。ハーランドとは対照的に、出番を得られていない状況を踏まえて、リバプールにとって南野拓実の獲得はギャンブルだったと伝えている。
リバプールのサポーターとしてはザルツブルクから獲得した南野拓実が目立った活躍を見せていないこともあり、現在ザルツブルクで鮮烈なパフォーマンスを見せているアデイェミ獲得の噂に対して複雑な心境を抱いているかもしれない。
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