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太田宏介のチームメイトに!?無所属の元リバプールFWに豪州移籍の噂が…

太田宏介 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのFC東京や名古屋グランパスでプレーした過去をもつ元日本代表DF太田宏介(34)は、現在Aリーグ(オーストラリア1部)のパース・グローリーに所属しているが、かつてリバプールやイングランド代表で活躍していたアタッカーとともに今シーズンに臨む可能性があるようだ。30日、アイルランドメディア『Back Page Football』のジャーナリストが伝えている。

 太田宏介は2020シーズン終了後に名古屋グランパスからパース・グローリーへ完全移籍により加入。2020/21シーズンにリーグ戦17試合で先発出場するなど左サイドバックに定着すると、クラブ首脳陣から高い評価を受けて今年6月に2023年6月までの2年契約を新たに結んでいる。

 そんな太田宏介を擁するパース・グローリーは、現在無所属である元イングランド代表FWダニエレ・スタリッジ(32)の獲得を狙っているとのこと。

 スタリッジはマンチェスター・シティやチェルシー、ボルトンに在籍した後、2013年1月にリバプールへ完全移籍により加入。2013/14シーズンはプレミアリーグで29試合に出場し21ゴールをあげつ活躍を見せていたが、その後は度重なる負傷離脱により出場機会が減少。2018/19シーズン終了後にリバプールを退団すると、スュペル・リグ(トルコ1部)のトラブゾンスポルに加入したが、賭博規約違反による出場停止処分が科せられた昨年3月に契約解除。以降は無所属状態となっている。

 なお、Aリーグではサラリーキャップ制が導入されており、チーム内の年俸上限額が設定されている。ただ、集客面の観点から、サラリーキャップ制に縛られず高額年俸により獲得することが可能なマーキー・プレーヤーの枠を設けており、パース・グローリーはスタリッジをマーキー・プレーヤーとして迎え入れたい考えだ。