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久保建英、来月のW杯最終予選欠場へ…「少しの間チームを離れる」とレアル戦での負傷報告

久保建英(写真右) 写真提供: Gettyimages

 RCDマヨルカに所属する日本代表MF久保建英(20)は、22日開催のラ・リーガ第6節・レアル・マドリード戦で負傷によりハーフタイムでの交代となっていたが、来月に控えるFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選2試合を欠場することがほぼ確実であるようだ。

 久保建英は東京五輪男子サッカー競技の全日程終了直後にマヨルカへ1年レンタルにより加入。今季はここまでリーグ戦4試合で先発出場するなど、攻撃陣の中心選手としてガルシア監督から確かな信頼を寄せられている。その中、同選手は22日に迎えたレアル・マドリードとの直接対決でも先発出場。0-2で迎えた25分に韓国人MFイ・ガンイン(20)のゴールを演出したものの、ハーフタイムで交代。指揮官は試合後に久保建英本人からひざの違和感を訴えられたことを明かしていた。

 そんな久保建英だが、試合後には松葉杖をつく姿が目撃されており、周囲では長期離脱の可能性を懸念する声が上がっている。その中、本人は23日に自身のインスタグラムアカウントを更新。「昨日の試合中のワンプレーで膝を怪我してしまい、少しの間チームを離れることになってしまいました。とても重要な時期にチームと代表の力になれないことはとても悔しいですが、今度はピッチ外から応援をしたいと思います。そして1日でも早く復帰をしてチームの力になれる様に今自分にできることを頑張ります」と投稿し、負傷離脱についてファンに報告した。

 一方、森保一監督率いる日本代表は、W杯アジア最終予選の初戦オマーン戦で0-1と敗れると、中国戦でも1-0と勝利はしたものの、攻撃面での課題を指摘する声が上がっている。来月にはサウジアラビア、オーストラリアと過去にW杯本大会出場権を巡って争ってきた強豪国との対戦が立て続けに控えているだけに、久保建英の離脱はチームにとって大きなマイナス材料となりそうだ。