ラ・リーガ バルセロナ

解任説が加熱のバルセロナ指揮官が自身の去就に言及「リラックスしている」

ロナルド・クーマン 写真提供: Gettyimages

 バルセロナを率いるロナルド・クーマン監督が、自身の去就について言及した。スペイン『マルカ』が伝えた。

 14日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)初戦でバイエルン・ミュンヘンに0-3の完敗を喫したバルセロナ。これを受けて、クーマン監督の解任論が過熱しており、16日に行われた理事会ではクラブ上層部がジョアン・ラポルタ会長に同監督の即解任を要求したとの報道も噴出している。

 そうしたなか、20日にホームで行われるグラナダ戦を前にした記者会見に出席したクーマン監督が自身の去就について「私は何もわからない。試合とチームのことしか考えていない。あとは私の手には追えない。リラックスしているし、試合に勝つ自信もある。我々はより多くの選手を起用するために、ケガ人を復帰させなければいけない。だが、我々は勝たなければいけない。重要なのは結果だ。自分の将来に不安はない。クラブでは会長が決断を下すだろう」とコメントした。

 また、「ここに来たことを後悔はしていない。私にとってもクラブにとっても、カタルーニャにとっても、クレ(バルセロナのファン)にとっても難しい状況だ。我々に足りないものはある。全員がクラブのためにベストを尽くしたいと思っている。それを分かっていたからここに来たいと思った。しかし、経済的な問題でこういった状況になるとは予想もしていなかった。しかし、私は戦うし、ここに残りたいし、勝ちたいと思っている」と、バルセロナ残留希望を明言した。