明治安田生命J1リーグの名古屋グランパスに所属するブラジル人MFガブリエル・シャビエル(28)は、今月10日に行われた第28節・徳島ヴォルティス戦でJ1リーグ通算100試合出場を達成している。この節目の記録を迎えたことに、シャビエル本人は喜びをあらわにしているようだ。13日、ブラジルメディア『Superesportes』が伝えている。
シャビエルは2013年にポルトゥゲーザでプロデビューすると、クルゼイロ、スポルチ、ECヴィトーリアと渡り歩いて2017年7月にクルゼイロから名古屋グランパスへ期限付き移籍により加入。名古屋グランパスでは移籍1年目にJ2リーグ16試合に出場して7ゴールをあげるなどJ1リーグ復帰に大きく貢献。そして翌2018シーズン以降も攻撃陣に必要不可欠な戦力として多くの試合でピッチに立っていた。
ただ、昨季終了後から前線を中心に多くの新戦力が加わったこともあり、シャビエルは今季ここまでJ1リーグでわずか7試合に先発出場にとどまるなど、マッシモ・フィッカデンティ監督のもとで序列を下げている。その中、同選手は徳島ヴォルティス戦で後半途中から出場したことにより、J1リーグでの通算出場試合数を「100」としていた。
Jリーグの舞台で4年以上にわたりプレーしているシャビエルは、この記録について「これほど有名で素晴らしいリーグで100試合に出場するのは名誉なことだ。名古屋グランパスの歴史に名を刻むためにここにやって来たし、少しずつではあるけど僕のキャリアにおいてこの記録が書かれると思うね。日本ではみんなが僕のことをあたたかく迎え入れてくれたし、(名古屋グランパスでの出来事は)いつまでも僕の心にあるよ」とコメントを残した。
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