プレミアリーグ アーセナル

最下位アーセナル、アルテタの後任候補2名浮上!インテル前監督は合意報道否定

ミケル・アルテタ監督 写真提供: Gettyimages

 日本代表DF冨安健洋(22)を擁するアーセナルはプレミアリーグ第3節終了時点で最下位に沈む中、ミケル・アルテタ監督の解任に備えて2名の後任候補をリストアップしているかもしれない。11日、イギリスメディア『TEAM talk』が伝えている。

 アーセナルはアルテタ監督のもと昨季のリーグ戦で8位に終わると、今季も開幕から3連敗を喫するなど序盤から厳しい戦いを強いられている。また、クラブ首脳陣は11日に控える第4節・ノリッジ戦後での監督交代は検討していないものの、今月に行われるリーグ戦3試合とカラバオカップ(イングランドのリーグカップ戦)3回戦・ウィンブルドン戦の結果を踏まえて、アルテタ監督の去就に関する決断を下すものとみられる。

 その中、アーセナルがアルテタ監督解任に備えて、昨季までインテルを率いたアントニオ・コンテ氏と事前合意に達したとイギリスメディアが報道。しかし、コンテ氏の代理人は報道内容が事実ではないとしてアーセナル行きが既定路線ではないと主張していた。

 その後、アルテタ監督の後任候補には、現在ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンを率いるグレアム・ポッター氏やブレントフォードのトーマス・フランク監督の名前が挙がっている模様。

 前者は2018年夏から1シーズンにわたりスウォンジーを率いた後、2019年にブライトンの指揮官に就任。昨季までの2シーズンつづけて残留争いに巻き込まれたものの、チームをプレミアリーグ残留へ導いている。また、後者は母国デンマークの年度別代表やデンマーク1部のブレンビーIFで監督を務めた後、2018年からブレントフォードを指揮。昨季にプレーオフを制してプレミアリーグ昇格を果たすと、今季の開幕節でアーセナル相手に勝利を収めている。