明治安田生命J1リーグの湘南ベルマーレからロシア・プレミアリーグ(ロシア1部)のルビン・カザンへレンタルにより加入していたMF齊藤未月(22)は、今夏にも湘南ベルマーレへ復帰することが確実となったようだ。31日、ロシアメディア『realnoevremya』が報じている。
齊藤未月は、湘南ベルマーレの下部組織で頭角を現し、2016年にプロ契約を締結。2017シーズンにリーグ戦30試合に出場しクラブのJ1リーグ昇格に貢献すると、翌シーズン以降も曹貴裁前監督や浮嶋敏監督のもとで主力として多くの出場機会を得ていた。
そして、昨季終了後にはルビン・カザンへ2022年6月30日までのレンタル移籍により加入。しかし、今年2月にトルコ国内でのトレーニングキャンプ中に足首の靱帯損傷。5月には全体トレーニングに復帰していたが、昨季は公式戦での出場機会がなかったほか、先月下旬に開幕したロシア・プレミアリーグ2021/22シーズンではここまで公式戦3試合で途中出場していた。
齊藤未月の去就を巡っては、クラブ幹部が先日のメディアインタビューで外国人枠の関係により、同選手を放出する方針であることをメディアインタビューで明言。また、ルビン・カザンはセリエB(イタリア2部)のベネベントからチュニジア代表DFモンタッサル・タルビ(23)を完全移籍で獲得していた。
その中ルビン・カザンは8月31日、来夏までレンタル期間を残していた齊藤未月との契約解除に踏み切った模様。また、同選手は海外でのプレー続行を模索していると伝えられていたが、湘南ベルマーレへの復帰が確実となったようだ。
負傷離脱により本来のパフォーマンスを発揮できずにルビン・カザンを退団した齊藤未月だが、今後は再び海外挑戦を目指してプレーすることになりそうだ。
コメントランキング