ブンデスリーガ アイントラハト・フランクフルト

長谷部・鎌田の同僚、ラツィオ移籍濃厚に!練習無断欠席でビーレフェルト戦メンバー外

フィリップ・コスティッチ 写真提供: Gettyimages

 アイントラハト・フランクフルトで日本代表MF鎌田大地(25)やMF長谷部誠(37)のチームメイトであるセルビア代表MFフィリップ・コスティッチ(28)は、ラツィオへの移籍に近づいているようだ。29日、イタリアメディア『Sportitalia』が報じている。

 コスティッチはフランクフルトとの契約期間を2023年6月まで残しているが、インテルへの移籍が噂されていた。その中、ラツィオはインテルへ移籍したアルゼンチン代表FWホアキン・コレア(27)の後釜候補としてコスティッチをリストアップ。イタリア国内メディアの報道によると、すでに選手サイドから合意を取り付けているとのことだ。

 また、ラツィオは同選手の獲得へ移籍金1000万ユーロ(約13億3000万円)によるオファーを提示したものの、フランクフルトはこれを却下。以降もクラブ間交渉が続けられていたが、コスティッチ本人は移籍が決まらないことに対して不満を抱いていたこともあり、27日のトレーニングを無断欠席。翌日のブンデスリーガ第3節・アルミニア・ビーレフェルト戦でメンバー外となっている。

 その中、ラツィオは移籍金を1500万ユーロ(約19億4000万円)まで引き上げた上で再度オファーを提示した模様。これにより、30日までにクラブ間合意に達するという見方が広まっているようだ。

 なお、コスティッチは2018年夏にハンブルガーSVからアイントラハト・フランクフルトへ買い取りオプション付きのレンタルにより加入。移籍1年目にブンデスリーガ33試合で先発出場し、10ゴール13アシストと鮮烈なパフォーマンスを披露すると、2019年夏に買い取りオプション行使で完全移籍により加入。昨季も左サイドを主戦場にブンデスリーガで30試合に出場し、4ゴール17アシストをマーク。鎌田大地とともに攻撃陣の主力としてクラブの上位躍進に貢献していた。