日本代表・海外組 海外日本人選手

「まさにハードワーカー」STVV橋岡大樹が林大地を称賛!原大智の長所には…

橋岡大樹 写真提供: Gettyimages

 ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデンVV(STVV)は、28日に行われた第6節・サークル・ブルッヘ戦で東京五輪の日本代表FW林大地(24)のゴールにより1-0で勝利している。この一戦ではDF橋岡大樹(22)も先発出場しているが、同選手が戦前に新戦力2名の特徴について語っていた。28日、ベルギーメディア『VOETBAL』が伝えている。

 STVVはFW鈴木優磨(25)が今夏退団に向かう中、明治安田生命J1リーグのサガン鳥栖から林大地を完全移籍により獲得。くわえて今月24日にはラ・リーガ(スペイン1部)のデポルティーボ・アラベスからFW原大智(22)を1年間のレンタル移籍により獲得したことを公式発表している。

 一方、STVVは22日に迎えた第5節・コルトレイク戦で0-2と敗戦。この試合では、ビハインドの展開でFWアブバカリー・コイタを下げて、DFマキシミリアーノ・カウフリーズを投入したことが話題になっていたが、ベルント・ホラーバッハ監督は試合後にフォワードの不在を嘆いていた。それだけに、新戦力の日本人ストライカー2名への期待は高まっている。

 その中、橋岡大樹はベルギーメディアのインタビューにおいて「林(大地)はまさにハードワーカーです。彼がいることによってボールを握ることができます。それにゴールを決めるために必要なものを兼ね備えていますね」と“ビースト”という愛称で親しまれる林大地のストロングポイントを説明。

 そしてFC東京の下部組織出身である原大智については「原(大智)はボールへの当たりが強いので、良いクロスが入れば相手にとって危険な存在となりますよ。ボールキープにも長けていますね」と191cmという高身長を生かしたプレーが持ち味であることを明かしている。

 なお、原大智はサークル・ブルッヘ戦で84分に林大地との交代によりピッチに立っている。鈴木優磨の動向が気になるところだが、林大地と原大智のパフォーマンスにも注目が集まる。