ラ・リーガ バルセロナ

前線強化希望のバルサ指揮官、オランダ代表時代に共闘のセビージャFWに関心?

ルーク・デ・ヨング 写真提供: Gettyimages

 バルセロナがセビージャに所属するオランダ代表FWルーク・デ・ヨングに関心を寄せているようだ。スペイン『スポルト』が報じた。

 今夏に絶対的エースであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがクラブをさり、マンチェスター・シティから新加入のアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが長期離脱を強いられたバルセロナ。これを受け、チームを率いるロナルド・クーマン監督は前線強化を希望するコメントも残しており、オランダ代表時代に共闘したデ・ヨングをリストアップしているようだ。

 しかしながら、ウェストハム・ユナイテッドやPSVアイントホーフェンも関心を示すデ・ヨング獲得に向けて、経済難を抱えるバルセロナはレンタルでの獲得することしかできず、具体的には動いていないという。また、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチとフランス代表DFサミュエル・ユムティティの退団も必須条件となるようだ。

 その一方で、セビージャは今夏にウルバーハンプトン・ワンダラーズから推定移籍金1600万ユーロ(約20億5000万円)でU-24スペイン代表FWラファ・ミルを獲得しており、デ・ヨングの人件費を削減すべく、売却を希望している模様だ。

 現在30歳のデ・ヨングは2019年夏にPSVからセビージャへ完全移籍。公式戦通算94試合に出場して19ゴール5アシストを記録しているが、34試合に出場した昨季のラ・リーガでは4ゴールにとどまっていた。