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堂安律にホッフェンハイム移籍の可能性が!本人が監督と話し合い

堂安律 写真提供: Gettyimages

 U24日本代表の一員として東京五輪男子サッカー競技の舞台でプレーしたMF堂安律には、日本代表MF鎌田大地やMF長谷部誠を擁するアイントラハト・フランクフルトをはじめドイツの複数クラブが関心を寄せている。その中、選手サイドはTSGホッフェンハイム移籍に向けた動きを見せているようだ。19日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 堂安律は2019年夏にPSVへ完全移籍したものの出場機会に恵まれず、昨夏にアルミニア・ビーレフェルトへ買い取りオプション付きの1年レンタルにより加入。昨季はブンデスリーガで全試合に出場して5ゴール3アシストをマーク。チームのブンデスリーガ残留に貢献していたが、500万ユーロ(約6億7000万円)による買い取りオプションは行使されず、PSVへの復帰が決まっていた。

 堂安律の去就を巡っては、選手サイドがPSVとの契約期間を2024年6月まで残す中、今夏移籍を望んでいると先日にオランダ紙『ED』が報道。また、同選手の獲得にはフランクフルトやマインツ、ボルフスブルク、日本代表DF室屋成が所属する2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のハノーファーが興味を示していると伝えられていた。

 その中、TSGホッフェンハイムが選手サイドとの交渉を開始した模様。クラブを率いるセバスチャン・ヘーネス監督が堂安律本人との話し合いを行っており、獲得に前向きな姿勢を見せているとのこと。ただ、PSVとは現時点で合意に達していないようだ。また、イギリスメディア『スカイスポーツ』は、同選手の獲得に650万ユーロ(約8億3000万円)が必要であると主張している。

 なお、堂安律はU24日本代表の一員として臨んだ東京五輪男子サッカー競技で、3位決定戦・メキシコ戦までの全6試合に出場。MF久保建英らとともに攻撃陣をけん引したものの、日本代表はメダル獲得を逃していた。