ミランがローマに所属するイタリア代表DFアレッサンドロ・フロレンツィの獲得でクラブ間合意に達したようだ。イタリア『スカイ』が報じた。
今夏に右サイドバックの補強を掲げるミランはマンチェスター・ユナイテッドからレンタルで加入していたポルトガル代表DFディオゴ・ダロトの再レンタルを希望。ただ、ユナイテッド側の要求するレンタル料が高額なこともあり、交渉が停滞するとフロレンツィにターゲットを切り替えていた。
そして、今回の報道によれば、ミランはレンタル料100万ユーロ(約1億2000万円)に450万ユーロ(約5億7000万円)の買い取りオプションが付随した条件でローマ側とクラブ間合意に至ったという。また、ミランは選手の年俸を負担するものの、買い取り義務の条件を盛り込むことを避けたため、この交渉にとても満足しているとのことだ。
2010年のトップチーム昇格以降、主力として長らく活躍したフロレンツィはパウロ・フォンセカ前監督体制で出場機会が激減すると、昨年9月にパリ・サンジェルマン(PSG)へレンタル。公式戦36試合に出場していたものの、PSGが900万ユーロ(約11億3000万円)の買い取りオプション行使を見送ったため、今夏にローマに復帰している。
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