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チェルシーDFが今夏退団容認を要求!ナポリとクラブ間交渉も提示額に開き

エメルソン・パルミエリ 写真提供: Gettyimages

 チェルシーのイタリア代表DFエメルソン・パルミエリはナポリ移籍の噂が飛び交っている。その中、本人も今夏退団の意向をクラブ首脳陣に伝えていたようだ。21日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。

 現在26歳のエメルソンはチェルシーとの契約を来年6月まで残している。しかし、チェルシーでは出場機会に恵まれず厳しい立場に置かれているため、本人は今夏移籍を容認するようクラブに求めたという。

 また、同選手にはナポリが以前から関心を寄せている模様。ナポリはアルバニア代表DFエルセイド・ヒサイが契約満了により退団してラツィオへ加入していることから、サイドバックの補強を優先事項に掲げている。また、2020/21シーズン終了後にジェンナーロ・ガットゥーゾが退任すると、かつてローマやインテルを率いていたルチアーノ・スパレッティ氏が指揮官に就任。スパレッティ氏はローマでともに仕事をしたエメルソンを高く評価していることから、同選手の獲得を望んでいると伝えられている。

 ナポリは現在チェルシーとの交渉を進めているが、チェルシーは移籍金として2000万ユーロ(約27億円)を求めている模様。これに対して、ナポリは1000万ユーロ(約13億3000万円)しか用意できないようだ。

 なお、エメルソンは2018年1月にローマからチェルシーへ完全移籍により加入。2018/19シーズンにはマウリツィオ・サッリ監督のもとでUEFAヨーロッパリーグ制覇に貢献。しかし、2020/21シーズンはクラブがUEFAチャンピオンズリーグ制覇を果たした中、公式戦わずか7試合の先発出場に終わっていた。