Jリーグ モンテディオ山形

好調山形、横浜FMの樺山諒乃介をレンタルで獲得!クラモフスキー体制で無敗キープ

モンテディオ山形のサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J2リーグのモンテディオ山形は22日、横浜F・マリノスからMF樺山諒乃介を育成型期限付き移籍により獲得したことを公式発表している。

 樺山諒乃介は大阪府内の興國高校で頭角を現すと、昨年に横浜F・マリノスの特別指定選手になり、今季から横浜F・マリノスへ正式に入団。J1リーグ開幕節・川崎フロンターレ戦でいきなり先発メンバーに抜擢されるなど、周囲から期待を寄せられていたが、以降はYBCルヴァンカップ・グループステージで主に起用され、リーグ戦では4試合の途中出場にとどまっていた。

 一方、モンテディオ山形は4月末にピーター・クラモフスキー氏を招へい。同氏は5月16日に行われたJ2リーグ第14節・愛媛FC戦から指揮を執っているが、ここまでリーグ戦を9勝1分と無敗をキープして東京五輪開催により中断期間へ突入している。

 同選手はモンテディオ山形への加入について「モンテディオ山形のファン・サポーターの皆さん。横浜F・マリノスから来ました樺山諒乃介です。J1昇格、J2優勝に向けてピッチで目に見える結果を残せるように全力で頑張ります!よろしくお願いします!」とクラブ公式サイトを通じて意気込みを語っている。

 また、横浜F・マリノスの関係者やサポーターに対しては「今回、モンテディオ山形に育成型期限付き移籍をする事になりました。この半年間、横浜F・マリノスで学んだ事を山形で活かして活躍してきます!寂しい気持ちはありますが、活躍して人としてもサッカー選手としても何倍も大きくなって帰ってきます! 半年間ありがとうございました!行ってきます!」とメッセージを送っている。

 なお、クラモフスキー氏はオーストラリアU17代表の指揮官を務めた後、2018年から2シーズンにわたり横浜F・マリノスのヘッドコーチとしてアンジェ・ポステコグルー前監督を支えていた。マリノスと縁のある指揮官のもとで樺山諒乃介はさらなる成長を遂げることが求められる。