
ミランはチェルシーのフランス代表FWオリビエ・ジルーを獲得することがほぼ確実となったようだ。8日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在34歳であるジルーの去就を巡っては、2020/21シーズン終了後にミランがフリーでの獲得に迫ったものの、チェルシーが来年6月までの契約延長を発表。ミランがあくまでもフリーの獲得にこだっていたこともあり、同選手からターゲットを切り替える可能性が噂されていた。
しかし、ミラン首脳陣は選手サイドと年俸400万ユーロ(約5億3000万円)の2年契約、1年間の契約延長オプション付帯という条件で先月中旬に個人合意。そして今週にはチェルシーとの交渉を進めていたが、移籍金100万ユーロ(約1億3000万円)+ボーナス100万ユーロという条件でクラブ間合意に達したようだ。
これにより、ジルー本人は来週にもイタリアへ入国する模様。メディカルチェックをへてミランと正式にサインを交わす見込みとなっている。
なお、ジルーは2018年1月にアーセナルからチェルシーへ完全移籍により加入。今季は公式戦12試合の先発出場にとどまっており、これまでと変わらずスーパーサブとしての役割を担っているが、11ゴールをあげるなどチームの勝利に貢献。UEFAチャンピオンズリーグ決勝・マンチェスター・シティ戦では出番がなかったが、チームは1-0と勝利しビッグイヤーを手に入れている。
そしてフランス代表の一員として臨んだEURO2020では、グループステージ第2節・ハンガリー戦と決勝トーナメント1回戦・スイス戦の2試合で途中出場していたが、チームはスイス戦でPKの末に敗れていた。
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