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ミラン、チャルハノール後釜候補でハメス・ロドリゲスに関心!恩師がレアル復帰で退団熱望

ハメス・ロドリゲス 写真提供: Gettyimages

 ミランはトルコ代表MFハカン・チャルハノールが契約満了により今季限りで退団してインテルへ移籍したが、同選手の後釜としてエバートンに所属するコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスをリストアップしているようだ。22日、イタリアメディア『Sportitalia』が報じている。

 ミランは今月末で契約満了を迎えるチャルハノールと直近数カ月にわたり交渉を行ってきた。クラブ首脳陣が年俸400万ユーロ(約5億2000万円)+ボーナスからのオファー内容の見直しは行わない姿勢を貫く中、今週に入ってインテルが年俸500万ユーロ(約6億5000万円)+ボーナスによる3年契約で合意を取り付けたことにより、ミラン退団に至っている。

 一方、ハメス・ロドリゲスはジネディーヌ・ジダン前監督のもとで評価されず、昨夏にレアル・マドリードを退団しエバートンへ加入。今季は数度の負傷離脱がありながらも、プレミアリーグで21試合に先発出場して6ゴール5アシストをあげていた。

 ハメス・ロドリゲスはエバートンとの現行契約を来年6月まで残しているほか、1年間の契約期間延長オプションが付帯されている。その中、エバートンは今月はじめに今季まで率いていたカルロ・アンチェロッティ氏との契約を解除し、レアル・マドリードの指揮官に再び就任。これに伴い、アンチェロッティ氏から高い評価を得ていたハメス・ロドリゲスも今夏退団を望んでいるという。

 ミラン首脳陣は先週にハメス・ロドリゲスの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏と会談を行っていた模様。この中でハメス・ロドリゲスの動向に関して議論が交わされたものとみられる。

 なお、チャルハノールの後釜候補には、ハメス・ロドリゲスの他にアタランタのスロベニア代表FWヨシップ・イリチッチやレアル・マドリードのスペイン代表MFダニ・セバージョス、チェルシーのモロッコ代表MFハキム・ツィエクの名前が挙がっている。