リバプールを今季限りで退団したオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムはバルセロナ移籍報道から一転、パリ・サンジェルマン(PSG)へ加入することがほぼ確実となった。7日、フランスメディア『RMC Sport』が報じている。
ワイナルドゥムは2016年夏にニューカッスル・ユナイテッドからリバプールへ完全移籍により加入。中盤センターの主力として活躍すると、2018/19シーズンにUEFAチャンピオンズリーグ制覇に大きく貢献していた。そして今季もチーム内で負傷離脱者が相次ぐ中、公式戦44試合に先発出場。一部のリーグ戦ではキャプテンマークを巻くなど、ユルゲン・クロップ監督から信頼を寄せられていたが、先月23日のプレミアリーグ最終節・クリスタル・パレス戦後に今夏退団を表明していた。
同選手の去就を巡っては、先月下旬に代理人がバイエルン・ミュンヘンと交渉にあたっていたが、バルセロナと3年契約を結ぶことで合意に至ったと伝えられていた。また、バルセロナは今月3日にかつてオランダ代表を率いていたロナルド・クーマン監督の来季続投を公式発表。これにより、周囲ではワイナルドゥムのバルセロナ加入が濃厚という見方が広まっていた。
しかし、先週末に一転してPSGへ移籍する可能性が浮上。PSG首脳陣は選手サイドとの交渉を進めると、3年契約締結で合意に至ったようだ。そして『RMC Sport』はワイナルドゥムが8日にもメディカルチェックを受けると報道。問題がなければサインを交わすことになる。
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