ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

アーセナル退団濃厚のベジェリン、アトレティコが新天地候補に!バルサ移籍の噂も…

エクトル・ベジェリン 写真提供: Gettyimages

 アーセナルのスペイン代表DFエクトル・ベジェリンは今夏退団の噂がささやかれているが、アトレティコ・マドリードが同選手の獲得に乗り出すかもしれない。3日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 現在26歳のベジェリンはバルセロナの下部組織でキャリアをスタートさせると、2012年夏にアーセナルへ加入。その後、ワトフォードへのレンタル移籍をへて2014年夏にトップチーム昇格すると、アーセン・ベンゲル元監督のもとで右サイドバックのレギュラーに定着。今季も今年2月までは主力としてプレミアリーグ22試合で先発メンバーに名を連ねていたが、3月以降は出場機会が大幅に減少していた。

 ベジェリンとアーセナルの現行契約は2023年夏に満了を迎えるが、同選手は今夏退団を望んでいる模様。また、今冬にはバルセロナ移籍の可能性が高いと伝えられていたが、ここにきてアトレティコ・マドリードが新天地の候補に挙がっている。

 アトレティコ・マドリードは今季ラ・リーガ制覇を果たしているが、右サイドバックの選手層に不安を抱えている。レギュラーに定着しているイングランド代表DFキーラン・トリッピアーにはマンチェスター・ユナイテッドが関心を寄せているほか、バックアッパーのクロアチア代表DFシメ・ヴルサリコは数度にわたるひざの負傷に悩まされている。そのため、右サイドバックの新戦力としてベジェリンを迎え入れる可能性があるようだ。

 なお、アトレティコ・マドリードはナポリとの契約期間が今年6月に満了を迎えるアルバニア代表DFエルセイド・ヒサイにも興味を示していたが、同選手の代理人はナポリと新契約を結ぶ可能性を示唆するコメントを残している。