ボルシア・ドルトムントはVfBシュツットガルトからスイス代表GKグレゴール・コベルが加入したことを公式発表しているが、フィオレンティーナのポーランド代表GKバルトロミエ・ドラゴウスキの獲得にも近づいているようだ。1日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
現在23歳のドラゴウスキは2016年夏にフィオレンティーナへ完全移籍するものの、加入当初はGKマルコ・スポルティエッロや元ルーマニア代表GKチプリアン・タタルシャヌがゴールマウスを守ることが多く、ベンチを温めていた。しかし、2019年1月に半年レンタルによりエンポリに加わって出場機会を確保。そしてフィオレンティーナに復帰して迎えた昨季は正守護神を任せられると、今季もリーグ戦36試合に出場し、8度クリーンシートを達成している。
ドラゴウスキはフィオレンティーナとの現行契約を2023年夏まで残している。しかし、以前から同選手の動向を注視していたドルトムントは、移籍金1000万ユーロ(約13億3000万円)によるオファーを提示。フィオレンティーナは1200万ユーロ(約16億円)を要求しているが、今後数日間の交渉で合意に達する可能性があるようだ。
なお、ドルトムントは今季、スイス代表GKロマン・ビュルキやGKマルビン・ヒッツがゴールマウスを守っていた。ゴールキーパーで複数名の新戦力を迎え入れる可能性がある中、クラブ首脳陣は来季の構想についてどのようなプランを描いているのか気になるところだ。
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